出産を振り返る[3]
分娩台にあがってからが、すーごく長かった気がします。
なんども助産師さんに水分補給して、呼吸を整えるよう手伝ってもらいました。
いきんでもいきんでも、まぁ出てこない。
仰向けでいきんでも出ない。
バランスボールみたいなクッションの上で四つん這いになっても出ない。←この体勢が一番辛かった。
順調なお産だと、先生は最後にちょっと登場すると聞いてましたが
わたしの場合は、先生がいた時間結構あったと思います。
途中途中に分娩室から出て、わたしの家族に状況報告してくれていたようです。
そのときに、父が「安産ですか??」と聞いたら、「難産です」と言われたそうです。笑
酸素マスクも途中つけられ、へろへろ状態で、だんだん頑張れなくなっていきました。
朝の8時には産まれると言われ、はや昼の12時すぎ。。。
そこで先生から吸引分娩の提案がありました。
もう一刻も早くこの状態から抜け出したかったので、すぐにお願いしました。
恥ずかしながら、吸引分娩がどんなものかも産むまで全く知らずに出産をむかえました。
吸引分娩の機会をいれるときは、今までの陣痛とは別の痛さだった気がします。。。
そこからはポーンと出てきてあっという間でした。
大きな産声をあげた我が子をみて
「こりゃでっかいわ〜、出てこないわ〜」
と先生、助産師さんたちは大騒ぎ。
産声聞いたら感動で泣くかなと思ってましたが、疲労でわたしは放心状態でした。
綺麗に処置されカンガルーケアのために胸元に持ってこられた息子をだき、まず思ったのが重い。。。
物心ついて新生児を見るのも触るのも初めてです。
赤ちゃんってこんなフニャフニャだけどずっしりしてるんだ〜と思ってましたが
処置が終わって、分娩台で休んでいるとき
ほかの新生児を抱っこした看護師さんが出入りしたのをみて
あ、ウチの子桁違いにデカいんだ!
と気づきました。。。